悩みの原因や解決方法

書籍の紹介:大嶋信頼「「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法」

[書籍の紹介FAP療法とは何か?悩みの原因や解決方法]


 

 嫌な相手から振り回されて、傷ついたり、自分らしく振舞えずに落ち込んだり、私たちは人間関係で様々な悩みを抱えています。

 おそらく、その大きな原因は、私たちは人間関係の本質をとらえきれていないためではないかと思います。物事は二元論的性格を帯びていて、建前と本質(土台)があります。

 本質(土台)をしっかり知っている人は、本質(土台)を声高に言うのは野暮だし、誤解を招くために本質(土台)を言葉には出しません。しかし、本質(土台)をしっかりと踏まえて社会を上手に生きていきます。
 一方、建前を真に受けてそれだけで生きてしまうと、綺麗事だけになってしまって世慣れずに、本質を知る人に負けてしまう。


 その両面を理解し兼ね備えることは発達課題の一つなのだと思います。しかし、トラウマを負ってしまうと、時間が止まってしまうため、発達課題をクリアしないままに世の中に飛び出して、人間関係でつまづき生きづらさを感じやすくなります。

 ⇒「あなたの人間関係の悩みの原因は、トラウマのせいかも?


 人間関係において建前では、「人間はみな分かりあえる」「誠実に向き合えば誰でも味方になる」ということです。しかし、一方で、本質としては人間も動物ですから、その場面での“力関係”というものがあります。また、ネバネバした感情があります。その感情も嫉妬、敵意、反感などといくらセラピーを受けても、何年も修行をしてもしつこく私たちを侵襲する嫌なものです。

 そうした”力関係”や感情を本質(土台)とする人間関係においては、こちらも頭も心もしっかりとしている必要があります。頭の中で、自分を責めていたり、自信が無かったり、あと生体的にはホルモンや血糖のバランスからエネルギーが落ちている状態だと相手にコテンパンにやられてしまいます。

 嫌なことを言われて、「なんであんなこと言われたんだろう・・(自分のせいなのかな)」と思わされて、相手に精神的に支配されてしまいます。トラウマを負った人は悪意に弱い。すべてを自分のせいだと建前で思わされてしまう。


 嫌なことを言われたら、「嫌です」と言い返して初めて良い関係ができます。そもそも、「この人はどこかバカにできない雰囲気がある」と感じさせるものがあれば、嫌なことを言われることもありません。そのためには侵しがたい雰囲気、エネルギーも求められます。

 必要なのは、建前だけに沿って「いい人」になることではありません。心身ともに「強か(したたか)」になることです。建前を建てるための土台を作ることです。”力関係”でニュートラルになってはじめて建前が実現していくのです。


 本当の意味で強かになるために、脳内のコンディションを整える方法を描いた本が、今回紹介させていただく、
大嶋信頼:著「「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法」(すばる舎)です。

 

 本著は、以前出版された「ミラーニューロンがあなたを救う!」(青山ライフ出版)の内容も踏まえて、さらにコンパクトに分かりやすい内容になっています。

 例えば、職場で上司にやり込められて本当のことを言えないときは「本音モード!」と頭の中で唱えるだけで、脳内のホルモンのバランスが整って、相手に対してサラッと本音を言うことができます。しかも、本音から出た言葉なので、相手とは対等の関係になることができます。すると、相手は「おおっ、そうか」とあっさりと納得してくれたりします。逆に、怒らせないようにペコペコと下手に出ると相手は怒りだしてしまいます。

 ここでも分かるのは、怒っている時相手は、「きみが仕事が遅いからだ」といろいろと理由を言ってきます。でも、その理由を真に受けて仕事を早くしても相手の評価は変わらないのです。建前では、上司の言うことを聞いて自分の仕事ぶりを改善していけばいい、ということになっていますが、本質は違う。上司の言っていることは事実でもなければ真実でもない。本質は実は対人の力関係のバランスにあった、ということです。
 それを、自己暗示の言葉「本音モード!」で瞬時に整えれば、難なく相手は納得するようになるのです。


 もう一つの例では、他人からの評価が気になってしょうがない。いつも自分を低く評価する人に合わせて自分を評価してしまうという場合は、「自我防壁!」という言葉を唱えます。すると、自分と相手との距離感が適切にとれるようになり、自分は自分、相手は相手として、他人の評価が気にならなくなってしまいます。
 これも、自他の境目があいまいになってしまっている心や脳の状態を言葉の暗示でバランスするものです。


 この方法ですが、実際に行った人は、「頭がシーンとした」「効果があってびっくりした」というように簡単ですが、驚くような効果があります。FAP療法の中では本格的に取り入れられている方法の一つです。


よろしければ、ご一読ください。

 

(参考)

 →「“FAP療法”とは何か?トラウマや難しい悩みを解決するための療法

 

 

 

 

大嶋信頼:著「「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法」(すばる舎)

 

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

 

 

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