悩みの原因や解決方法

書籍の紹介:大嶋信頼「言葉でホルモンバランス整えて「なりたい自分」になる!」

[書籍の紹介FAP療法とは何か?悩みの原因や解決方法]


 

大嶋信頼「言葉でホルモンバランス整えて「なりたい自分」になる!」

大嶋信頼「言葉でホルモンバランス整えて「なりたい自分」になる!」

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 「“FAP療法”とは何か?トラウマや難しい悩みを解決するための療法

 

 大嶋信頼先生によるFAP療法に関連する書籍の第5弾です。

 今回は、言葉の暗示によって、ホルモンのバランスと遺伝子の発現を整える、というものです。

 「ええ!そんなこと出来るの?!」「遺伝子?怪しい~!」と奇異に思われるかもしれません。

 本書の中でも書かれていますが、私たちは本屋に行くとトイレに行きたくなる、という経験をされる方はすくなくないのではないでしょうか。紙の匂いによって、排泄に関連するホルモンが刺激されて生じている現象であると推測されています。頭のなかで「梅干し」と思ったら、唾液が分泌される、セクシャルな単語を聞いたら、言葉だけなのになぜか興奮する、といったこともあります。環境に応じて、私たちの脳はホルモンを分泌しています。

 

 遺伝子はどうなのでしょうか?遺伝子は環境との相関で、スイッチがオンオフになることは知られています(エピジェネティクスといいます)。この場合の環境とは、食べ物もあるでしょうし、空気や温度、外部からの刺激の影響もあります。特に私たちは対人関係ではものすごいストレスにさらされていますから人との関係もとても大きいでしょう。言葉の影響は見逃せません。

 

 人間は、言葉によって、ある種の催眠に入ることがわかっています。「無意識」という単語を聞いただけで、無意識状態に一瞬入ることがわかっています。こうした言葉の連続が歌であり、落語であり、聞いただけで情景が浮かび、泣いたり、笑ったりさせられるのです。

 

 このように考えると、言葉の暗示でホルモンを刺激したり、遺伝子のスイッチをオン・オフするというのは、決して奇異なことではありません。

 

 

 書籍の中では、実際、訳もわからない「ALDH2」や「DISC1」といった遺伝子を「還元」と7回唱えると、これまで変わらなかった難しい症状のクライアントさんたちが変化していく姿が紹介されていきます。

 

 従来の方法で良くならなかった人や、扱いが難しい症状も「〇〇の還元」と唱えることでよくなっていくのです。(実際、私達もカウンセリングの現場でこの方法を提供していますが、劇的に良くなっていくクライアントさんを何人も目にします。)

 本書で紹介された方法は、専門的にはFAP療法のver.α(バージョンアルファ)と呼ばれる方法です。もともとFAP療法は、指を刺激する方法でトラウマを解消する方法として15年前にスタートしました。シリーズで紹介されている方法もすべてFAP療法です。

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 毎回、感心させられるのは、FAP療法は進化を続けている、ということです。保守的に考えれば、ある程度効果が検証されている方法で、確実に取り組めばいいのではないか、と思ってしまいます。リスクを取らず、難しいクライアントは避ける考えもあるわけです。新しい方法を行って失敗して、クレームが来るかもしれない。「これまでの心理学の方法と違うから、おかしなことをしている」と、同業者から悪い評判が立つかもしれない。

 しかし、そうしたリスクを恐れずに、もっと良い解決策はないか、私たちが自由になる方法はないのか、と探求して発展しているのがFAP療法なのです。

 


 学生時代に耳にしたことがありますが、
「哲学を研究する人は多いが、哲学者は少ない」と言われるそうです。
いわゆる哲学を研究している人は厳密には“哲学”学者だ、というのです。

 

 哲学する、とは社会の中で人間の認識がどのような仕組みになっているのか、といったことを自分で考察することです。
 過去の偉い哲学者の考えを研究する人は、哲学をしている、のではなく、哲学を研究しているということだそうです。(どちらも必要な役目ですから、もちろん優劣はありません。)

 

 科学も同様です。科学する人と、科学を研究する人とは異なります。
科学を研究する人は、過去の知見に照らして「正しい-間違っている」を言いがちです。
 一方、科学する人は、「正しい-間違っている」という判断をするのではなく、意識を排して、仮説と検証を繰り返して、新たな発見をしていく人です。

 

 臨床心理学は、わずか100年程度しか歴史がありませんから、人間の心の1%も解明されていないかもしれません。難しい悩みほど、過去の知見を当てはめるだけでは通用しません。
 それだけに意識の思い込みを謙虚に排して、現象をありのままに見て、大胆に仮説を立てて、切り込んでいく必要があります。

 

 カウンセリングの現場では、すでにある知識を上手く組み合わせて取り組むカウンセラーと、新しい仮説や技法の開発に取り組む人がいます。
 大嶋先生、そしてFAP療法は後者の立場です。批判を怖れず、果敢に独自の仮説に取り組んでいっています。実際、その仮説は、時代を先取りした見立てだったりします。FAP療法とは、その時点での成果報告のようなものです。

 本書を読まれた方は、臨床心理学って面白い!こんなに生きたものなんだ、と感じられることだと思います。

 

 本書は、これまでのシリーズと毛色が違うように思うかもしれませんが、実は、「ミラーニューロンがあなたを救う!」で取り上げられていた方法は、ある種の言葉によってホルモンの刺激を利用しているということ。
 「支配されちゃう人たち」で登場する支配者による支配は、遺伝子をチャンネルとした脳の繋がりによるもの。
 「無意識さんの力で無敵に生きる」は、遺伝子の名前による暗示によって、意識の壁を破って、無意識に任せて本当の自分に戻るためです。

 全てが繋がっていきます。

 

 どの遺伝子をキーワードとすればいいのかについては専門のカウンセリングを受ける必要がありますが、ご興味がある方、自分を変えたいとお考えたの方は、ぜひご一読ください。
 過去のシリーズもそうですが、今回も自由になるヒントがたくさん詰まっています。

 

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