悩みの原因や解決方法

書籍の紹介:大嶋信頼「ちいさなことにイライラしなくなる本」

[書籍の紹介FAP療法とは何か?悩みの原因や解決方法]


 

 今回は、FAP療法の大嶋信頼先生が怒りについて書かれた本のご紹介です。

(参考)→「“FAP療法”とは何か?トラウマや難しい悩みを解決するための療法

 

イライラ、怒りが収まらない、というお悩みを持つ方は少なくありません。
怒りとは簡単なようでいて簡単な悩みではありません。
 なぜなら、その背景には複雑な要因が潜んでいます。
 本書では、怒りの謎を解き明かしながら、具体的な対応策を教えてくれる内容になっています。

まず、怒りの原因として4つのことが示されています。

 ・不必要な情報を拾ってしまう
 ・計算ができない
 ・脳の電気発作が起きる
 ・他人の気持ちを受け取ってしまう

怒りっぽい人は脳の血流も側頭葉に火の輪っかのように偏っていることがわかっています。
(脳の血流を整える簡単なエクササイズも載っています。)


 4つの原因からわかることは、怒りの原因とはもともとはすべて外からやってくるということです。
コンディションがよい状態であれば、それらは受け流して(不必要な情報を流す)、相手とは適切な距離を取り(計算ができる)、距離を取れるから、脳が感電しない(電気発作が起きない)、また他人に影響されない(他人の気持ちも受け取らない)様にできます。

 しかし、私たちは、4つのうちのいずれかに狂いが生じていることが多いために、怒りにまみれてしまいます。
そして、罪悪感を感じて、「心が狭い、器が小さい」と自分を責めてしまいます。

 そもそも、怒りのほとんどは、自分のものではありません。
他人の感情が流れ込んできていて、それに反応してしまっているだけです。

 例えば、相手から悲しみが流れ込んできていて、その悲しみが原因で怒りに転嫁していた、といったことはよくあります。

 こうした怒りは、「負の怒り」といいます。非機能的な怒りとも言います。

 一方、怒りは本来悪いものではありません。健全な怒りもあります。それは「正の怒り」といいます。
 正の怒りとは、自分を危険から守ってくれるもの、他人との信頼関係を築くためのものです。

 正の怒りとは、その一瞬カラっと出ますが、尾を引きません。
 自分と相手は違うということをわきまえていますし、自分にとっての安心安全のためや人とつながるためであり、善悪の判断がありません。

 「アンガーマネジメント」や「怒らない練習」ということについて書かれた本やトレーニングがありますが、怒らない人になることがよいことではありません。
 正の怒りを習慣化して、適切に怒りを都度発散できる人になれることが生きていくうえで良いことです。

 そうすると怒りが帯電しなくなり、4つの原因で見られるような負の怒りを呼び込むコンディションに陥らなくて済みます。

 逆に「負の怒り」は、善悪の判断のもと、相手や社会を裁いたり、破壊するものです。
 この本で対処方法を伝えているのは負の怒りについてです。

 負の怒りから脱するためには、「暗示の言葉」を活用します。
 怒りのタイプの適した言葉を唱えることで、負の怒りに陥っている自分からさっと我に返ることができます。

 さらに、この本では、呼吸法や、睡眠、絵を見るだけで怒りを抑える方法も公開されています。

 イライラ、怒りでお悩みの方は是非ご一読ください。おすすめです。

(参考)→「“FAP療法”とは何か?トラウマや難しい悩みを解決するための療法

 

 

大嶋信頼:「ちいさなことにイライラしなくなる本」(マガジンハウス)

 

ちいさなことにイライラしなくなる本
 
 

 

 

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