クライアント様の声

吃音専門カウンセリング(グループワーク2回目)

[カウンセリングレポート吃音専門カウンセリング]

 グループワークに参加をご検討されている方に、ワークの内容を体感していただくために、過去の参加生が作成した感想を編集し、疑似体験できるものを作成しました。
 わかりやすくするために、良い感想を中心にしていますので少し割り引いてご覧ください。実際は、個人差や、状況によって変わってまいります。吃音の症例が中心ですが、一般でも変化のプロセスは同様です。※グループワークの内容も現在とは変わっていますのでその点はご了承ください。

※なお、レポートや感想にある「スケーリング」とは、症状の改善を全治を10として、現状を数字で表したものです。
 また、集合ワークや講座、教室とは「グループワーク」のことを指し、トレーナーとはカウンセラーの事を指しています。

2回目は、グループワークの根幹である、悩みを生み出すビリーフをチェンジすることを行っていきます。

 

<レポート>
 心地良い秋晴れの中、第二回目が行われました。先月同様、今月も多数の参加者でとても盛り上がりました♪
以下のようなワークを行いました。

・デイリーワークでの気づきのシェア

・「どもること しゃべること ひとつ」の文章を朗読 しゃべることと、どもることは何も変わらない同じこと。決してどもることが特別なのではない

・どもりとつながるワークわざとどもりながら話しました。思いっきりどもれて、「話せた~~」という感じ でとても気持ちよかったという意見が多くありました。わざとどもるのは苦しい時もあったという意見もありました。気持ちいいのは体が求めていること、苦しいのは体が求めていないこと。すらすら話したい時はすらすら話し、どもりたい時はどもる。体の反応に素直に従うのがベストだと思いました。

・どもりの肯定的な意図を探る これはとても難しい内容でした。どもり(ビリーフ)に対する肯定的な見方など出来ないという人が多くいました。だからといってビリーフを否定している自分がいる中で無理やり肯定的な意味を与えても仕方がないと思います。行動をしていく中で、自然と湧き上がってくるものではないかと思いました。 

・アファメーション実習  自分の理想の姿に近づくためにどのようなビリーフに書き換えていけばいいかを書き出して、グループでシェアしました。その中で特に印象的だった意見は「しゃべることは伝えること」というものです。しゃべる目的はしゃべること自体にあるのではなく、しゃべることで自らの欲求を満たすことにあるはずです。つまり、どもったって伝われば十分です(^^)とてもすばらしいビリーフだと思いました。

(全体を通して)
 今月の教室もとてもすばらしい気づきをもたらしてくれる場でした。特に吃音に対する 肯定的な視点を持つことは、吃音を克服する上で、必要不可欠なことです。
しかしそれが分かったから吃音を克服できるのではなく、吃音を克服していく過程で自然と得られるものではないかと思います。そのためにも自分の価値に向かって努力し続けることが大切だと思います。

 

 

●第二回感想(別の方の感想)
 毎回毎回、(まだ2回ですが)自分の中では新たな気づきが芽生えています。ただ時間だけが過ぎていった昔がもったいないとさえ思います。僕は性格とは変え難く運命付けられてると思っていましたし、こんな自分だから・・・出来ないんだって思っていました。カウンセリングで真剣に自分と向き合ううちに心のわだかまりが溶けていく感じがします。向き合っている間はとても味わったことの無い不快感、恐怖があり逃げたくなるような感覚です。この感覚が嫌で今まで逃げていたのもわかりました。向き合い見つめると向こう側には自信がわいてきました。つまらない自分が変わりだしました。悩んでいたことが小さくなりました。他にアイデアも浮かんで頭の中が活発になっていくことがわかります。吃音の根源に少し覗けた感じがありとても感謝しておりますし、これからも有意義な授業また、皆さんの貴重な体験、意見期待して11月のワークを楽しみにしております。  最後まで読んでくれた方ありがとうございました。

 ビリーフ探し、僕にとっては体力のいる作業です。 今まで、こんなに自己を見つめた事がないのですから・・。まず、自分自身から逃げていた自分が発見できました。また、吃音以外についてもいろいろ気付きがあり、驚きの連続で、自分の中のあらゆる認識がガラガラと崩れている感じがします。