医師の監修のもと公認心理師が、愛着スタイルの種類と特徴、チェック方法をまとめています。よろしければご覧ください。
<作成日2019.9.8/最終更新日2026.10.7>
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この記事の執筆者三木 一太朗(みきいちたろう) 公認心理師 大阪大学卒 大阪大学大学院修士課程修了 20年以上にわたり心理臨床に携わる。様々な悩み、生きづらさの原因となるトラウマ、愛着障害が専門。『発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体』など書籍(累計約4万部)、テレビ番組への出演、ドラマの制作協力・監修、ウェブメディア、雑誌への掲載、多数。 |
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この記事の医療監修飯島 慶郎 医師(心療内科、など) 心療内科のみならず、臨床心理士、漢方医、総合診療医でもあり、各分野に精通。特に不定愁訴、自律神経失調症治療を専門としています。プロフィールの詳細はこちら |
<記事執筆ポリシー>
・公認心理師が長年の臨床経験やクライアントの体験を元に(特に愛着やトラウマ臨床の視点から)記述、解説、ポイント提示を行っています。
・管見の限り専門の書籍や客観的なデータを参考にしています。
・可能な限り最新の知見の更新に努めています。
もくじ
・愛着(アタッチメント)スタイルとは?
・あなたはどのスタイル?~愛着スタイルのチェック、確認方法
・回避型(「愛着軽視(Dismissing)型」)
・不安型[抵抗/両価型](「とらわれ(Preoccupied)型」)
・混乱型(「未解決型」)
・安定型(「自律型」)
→関連する記事はこちら
▶「「愛着障害(アタッチメント障害)」とは何か?その特徴と症状」
▶「子どもの愛着障害の特徴と治し方~愛着(アタッチメント)を育む4つのポイント」
▶「大人(青年期以降)の愛着障害の治し方~必要な5つのポイント」
愛着(アタッチメント)は、現在の臨床心理において欠かすことのできない最重要な概念の一つです(教育や経営など幅広く活用されています)。当事者にとっても、自分の生きづらさや悩みがなぜ生じているのか?どのようにすれば解決につなげていくことができるのか?について一面的ではない示唆を与えてくれます。
愛着の研究の中では、愛着スタイル(愛着パターン)と呼ばれる大きく4つの分類が知られています。その分類(要素)が自分の現状にどの程度当てはまるのか、を知ることは自己理解に役に立ちます。
ただし、愛着スタイルの知見を活用する場合は、占いのように分類の”診断結果”ばかりをとらえないことです。要素の割合や特徴の詳細といった具体的な情報を参考にしてください。愛着スタイルは性格の良し悪しを評価するものではありません。どのスタイルも、不安やストレスの中で人との関係を保とうとして身についた対処のパターンとして理解することができます。
そのため、以下では困りやすい特徴も具体的に紹介しますが、本人を責めたり人格を評価したりするためのものではなく、自分の対人パターンを理解し、より楽な関わり方を考えるための手がかりとしてご覧ください。そして、愛着スタイルは日常での取り組みや年齢とともに変化するものでもあります。
愛着(アタッチメント)スタイルとは?
愛着スタイルとは、不安やストレスを感じたときに、身近な人とのつながりや安心をどのように求めるかに見られる特徴的なパターンのことです。心理学者のメアリー・エインズワースは、乳幼児と養育者との分離・再会場面を観察し、その反応にはいくつかの異なるパターンがあることを明らかにしました。
代表的なものとして、安心して相手を頼る「安定型」、相手との距離をとろうとする「回避型」、相手とのつながりを強く求め、不安になりやすい「不安型」などがあります。その後、愛着研究は成人の対人関係にも広げられ、現在では人との関係の築き方やそこで生じる悩みを理解する一つの手がかりとして用いられています。
※愛着スタイルは、対人関係の傾向を理解するための枠組みであり、それ自体が精神医学上の「愛着障害」という診断を意味するものではありません。
愛着(アタッチメント)スタイルのチェック、確認方法
愛着パターン、愛着スタイルは大きく4つに分類されます。各パターンについてご紹介させていただきます。各パターンに明確に分けられるわけではなく、一人の人が複数の要素を持ちあわせていることが多いです。
乳児に関しては、「ストレンジ・シチュエーション法(SSP法)」という観察法が取られます。大人に関しては、「成人愛着面接(Adult Attachment Interview)」という面接方法が取られ、そのスタイルを確認します。※18歳未満は、「愛着パターン」と呼ばれ、18歳以降は「愛着スタイル」と呼ばれます。
愛着スタイルを知りたい方は以下のページで簡易にチェックできます。
さらに、テスト以外にも、下記にまとめた各スタイルの特徴をお読みになり、自身に当てはまるかどうかについて検討いただくことでも、概ね自分のタイプを知ることが出来ます。その際は、4つのスタイルのうちどれか?ではなく、「回避型6割くらい、安定型3割くらい、不安型1割くらい」というように割合で捉えるようにしてください。
回避型(「愛着軽視(Dismissing)型」)
「回避型」とは、子どもの頃の愛着パターンの名称で、「愛着軽視型」とは、大人の愛着スタイルの名称です。
・回避型(愛着軽視型)の特徴
回避型の名前の通り、養育者とのかかわりが乏しく、探索行動の際にも養育者を安全基地としない傾向があります。養育者が離れたときにも不安や抵抗をあまり示さず、再会しても無関心であったり、養育者との接触を避けるような行動を示したりします。こうした愛着パターンには、子どもに対する拒否的、回避的、統制的な親の関わり方が関係するとされています。
成人してからも、親密な関係を避け、一定の距離を置いた対人関係を好む傾向があります。親しい関係や情緒的な共有を、心地よいと感じにくいことがあります。
回避型の人が特に重視するのは、「縛られないこと」です。自立自存を重んじ、人に迷惑をかけることを避け、自己責任を大切にする傾向があります。周囲からはクールでドライな印象を持たれやすく、物事に強く熱中したり、感情を大きく表したりすることが少ない傾向があります。また、人との関わりやさまざまなことを煩わしく感じやすい面もあります。
感情への気づきや反応が乏しくなりやすく、感情との距離を取ることで自分を守っているとも考えられます。基本的には安心して頼ることのできる「安全基地」を持ちにくく、自分への自信の乏しさが、人との関わりを避けることにつながっていると考えられます。
症状が重い場合には、記憶が飛ぶといった解離症状がみられたり、反社会性パーソナリティ障害などにつながったりすることがあるとされています。また、うつや不安障害にもなりやすいとされ、自殺のリスクも安定型に比べて約5倍高いとされています。
<背景>
背景(原因)となる養育環境としては、養育者の養育スタイルが情愛に乏しく、支配が過剰な場合に、回避型の愛着パターンが生じやすいとされています。また、父親の関与が少ない場合には、その傾向がさらに強まるとされています。
子ども時代に「褒められたことがない」という経験を持つことも多いとされます。また、児童施設などで育った場合には回避型の傾向を示しやすく、身体的な虐待がある場合にも、回避型を示すようになるとされています。
成人の愛着軽視型では、子ども時代のことを思い出しにくかったり、思い出しても具体性に乏しかったり、回答に矛盾がみられたりする傾向があります。過去の否定的な記憶を認めないように、記憶や感情が意識から遠ざけられていたり、愛着そのものに価値を置いていなかったりすることも特徴です。
親や家族について過度に理想化したり、肯定的に語ったりすることがあります。その一方で、具体的なエピソードについてはあまり覚えていなかったり、「家族のことはそれほど重要ではない」といった反応を示したりすることがあります。さらに詳しく話を聞いていくと、実際には親からあまりかまわれていなかったことが明らかになる場合があります。
<対人関係の特徴>
回避型の人は、親密な関係になるほど、相手との心理的な距離を保とうとする傾向があります。人に頼ったり、自分の弱さを見せたりすることを避け、自分のことは自分で解決しようとします。
相手から強く頼られたり、頻繁に気持ちを確認されたりすると、負担を感じたり、距離を置きたくなったりすることがあります。そのため、相手からは「気持ちが分からない」「冷たい」「必要なときに近くにいてくれない」と受け取られることもあります。
また、自分の感情を表現することが少ないため、相手の感情に対しても反応が乏しくなりやすく、相手がつらさや不安を訴えていても、その深刻さを十分に受け取れないことがあります。本人に悪意があるわけではなくても、結果として相手を傷つけてしまうことがあります。
恋愛関係では、相手と密接につながることよりも、自分の自由や一人で過ごす時間を重視する傾向があります。相手からの愛情表現や関係への期待が強くなると、束縛されているように感じたり、距離を取りたくなったりすることがあります。
一方で、相手との関係が切れそうになると、普段は表に出していなかった感情が強く出ることがあります。日頃から感情を抑えている分、ストレスや不満が蓄積した際に、強いいら立ちや怒りとして表れることもあります。
また、幼少期には、親密な関係を求めるよりも、相手より優位に立とうとしたり、攻撃的な関わり方を示したりすることがあります。いじめる側に回ることがあるという指摘もあります。
成人後の対人関係では、深く関わることを避けるため、人間関係が表面的になったり、長く続きにくくなったりすることがあります。人付き合いそのものを煩わしく感じやすいため、交友関係が狭くなる場合もあります。
仕事などの場面では、感情に流されにくく、自分の判断で行動できることや、一人で集中して作業できることが強みとして表れることもあります。
<仕事での特徴>
感情に流されにくいため、冷静に判断しやすい傾向があります。また、仕事や趣味などでは高い集中力を発揮したり、自分の考えをはっきり主張したりすることができます。
不安型[抵抗/両価型](「とらわれ(Preoccupied)型」)
「不安型[抵抗/両価型]」とは、子どもの頃の愛着パターンの名称で、「とらわれ型」とは、大人の愛着スタイルの名称です。
・不安型(とらわれ型)の特徴
不安型は、その名称の通り、不安が強いことが特徴です。特に「見捨てられることへの不安」が強くみられます。子どもの場合、さまざまな場面で不安が強く、養育者と一緒にいても情緒が安定しにくいため、養育者を安全基地として十分に探索行動を行いにくい傾向があります。養育者との接触においても、近づいて安心を求める一方で、強く抵抗するなど、相反する反応を示すことがあります。
日常では、周囲に強く気を使い、相手の機嫌をうかがったり、必要以上に丁寧に対応したり、相手に合わせすぎたりすることがあります。不当な要求であっても、拒絶されることへの不安から従ってしまうことがあります。
相手が少しでも拒絶的な反応を示すと、強い不安を感じ、その不安を簡単には払拭できないことがあります。自己価値を低く感じやすく、他者を「自分を傷つけたり非難したりするかもしれない存在」と捉えやすい傾向があります。子どもの頃には、いじめられる側になりやすい傾向があるともされています。
身近な人との関係に強く依存し、その人とのつながりによって自分の存在や自己評価を保とうとすることがあります。また、自分が相手を大切にし、気を使っている分だけ、相手からも同じ程度に大切にされることを期待しやすく、その期待と現実にずれがあると、強い落胆や不安につながることがあります。
<背景>
背景となる養育環境としては、親の接し方に一貫性が乏しかったり、子どもの気持ちや反応への感度が低かったりする場合に、不安型の愛着パターンが生じやすいとされています。
例えば、あるときは手厚く関わる一方で、別のときには無関心になるなど、関わり方の落差が大きい場合があります。また、神経質で過干渉な関わりがみられる場合もあります。親自身の不安が強く情緒的に不安定であったり、神経質であったり、病弱などによって家庭内に不安の強い状況が続いていたりすることも影響するとされています。
そのため、子どもは養育者から愛情を求めながらも、「いつ拒絶されたり、厳しく扱われたりするか分からない」という不安を抱きやすくなります。愛情を無条件に得られるものとは感じにくく、愛情を求める気持ちと、相手を拒絶したい気持ちの両方を抱えることがあります。
成人の場合、過去の愛着関係に強くとらわれ、子ども時代や親との関係を客観的に振り返ることが難しい場合があります。親への依存に葛藤を抱えたまま、親に対する否定的な感情を十分に整理・統合できず、語りの内容に一貫性を欠くことがあります。
過去について尋ねられると、曖昧な答えになったり、質問そのものに強い不快感や怒りを感じたりすることがあります。また、過去の出来事を思い出すことで、あたかも現在その出来事が起きているかのように、否定的な感情に強く影響されることもあります。
不安障害やうつなどを発症しやすいとされ、女性では産後うつとの関連も指摘されています。
<対人関係の特徴>
不安型では、相手とのつながりを強く求める一方で、拒絶したり距離を取ろうとしたりする反応が現れることがあります。
人に依存しやすく、親しい相手とは非常に密接な関係になりやすい傾向があります。また、相手との心理的な距離を近く感じやすいため、本来は仕事などのフォーマルな関係であっても、相手の好意をより個人的・親密なものとして受け取り、恋愛関係へ発展しやすいことがあります。
これは、愛着関係を客観的に捉えにくいことと関係すると考えられます。相手の感情や反応への感度は高い一方で、その読み取りが正確ではないことがあります。例えば、相手が単に無愛想であるだけでも、「怒っている」「自分を拒絶している」と受け取ってしまうことがあります。
相手との距離が保たれている段階では、非常に優しく、細やかな気遣いができることがあります。一方で、関係が親密になると相手との距離が近くなりすぎ、依存が強くなったり、相手を独占したい気持ちが強くなったりすることがあります。
子どもの頃に愛着関係が不安定だったことの反動として、愛着対象に対する期待が非常に大きくなり、その期待が満たされないことで不満も強まりやすくなると考えられます。
パートナーに対して、肯定的な気持ちと否定的な気持ちの両方を強く抱くことがあります。「自分が愛されているかどうか」が非常に大きな意味を持つため、愛情を確認する手段としてセックスなどを重要視する場合があります。また、嫉妬や疑いが強くなり、愛されているかどうかを何度も確認する行動につながることがあります。
こうした確認や期待が繰り返されると、パートナー側が負担を感じることがあります。不安や不満が強まると、パートナーに対して厳しい言葉を向けたり、ストレスや不満をぶつけたりすることがあります。また、「相手は自分のために何もしてくれていない」と感じやすくなることもあります。
その結果、パートナーが距離を取るようになり、そのことがさらに不安を強めるという悪循環に陥る場合があります。否定的な感情を長く引きずりやすいため、パートナーの浮気や失敗など、過去に傷ついた出来事を繰り返し思い返したり、何度も相手に確認したりすることがあります。
不安や傷つきが強いと、相手に対して否定的な言葉を向けることがあります。「自分は大切にされていない」という思いが強まると、相手を傷つけるような言葉をあえて口にしてしまうこともあります。
また、相手に怒りを向けるだけでなく、自分自身を責める方向にも感情が向かいやすく、自己嫌悪に陥ったり、うつ状態につながったりすることがあります。
<仕事での特徴>
不安が強いため、周囲から期待されたり称賛されたりすると、それをプレッシャーとして感じ、かえってパフォーマンスが低下することがあります。
また、自分を否定したり批判したりした相手に対して、否定的な評価を持ちやすい傾向があります。
混乱型(「未解決型」)
「混乱型」とは、子どもの頃の愛着パターンの名称で、「未解決型」とは、成人後の愛着スタイルの名称です。
・混乱型(未解決型)の特徴
混乱型は、回避型と不安型の特徴が入り混じり、不安定になりやすい愛着パターンです。虐待があった場合や、親自身が著しく不安定な場合に生じやすいとされています。親の関わり方が一貫せず、子どもにとって予測しにくいものであると、子どもの側でも相手に近づくことと避けることが入り混じった、まとまりにくい反応がみられることがあります。
一人でいることには不安を感じ、人と仲良くしたい気持ちを持つ一方で、関係が親密になるとストレスを感じたり、傷つきやすくなったりすることがあります。自己開示することは苦手ですが、人に頼りたい気持ちも強いという、相反する傾向がみられます。
親との関係で受けた心の傷が十分に整理されておらず、その影響が残っていることがあります。成長の中で一定の安定がみられるようになっていても、別離や孤立などによって強いストレスがかかると、再び混乱した状態に陥ることがあります。
境界性パーソナリティ障害や解離性障害との関連が指摘されています。
<背景>
背景となる養育環境としては、虐待や不適切な養育による外傷経験、未解決型の親のもとで非常に理不尽で予測しにくい環境に置かれた場合、あるいは逆に、きわめて規則的で支配的な親に育てられた場合などに生じやすいとされています。
成人の場合は、親からの拒否、分離、虐待、不適切な養育経験、喪失など、愛着に関する外傷経験を心理的に十分整理できず、恐怖感情が意識の中に残り続けていることがあります。
子ども時代や親との関係について語る際には、話のまとまりや論理的一貫性が崩れたり、説明が長くなったり、細部に多く触れる一方で全体として整理しにくくなったりすることがあります。
<対人関係の特徴>
混乱型では、不安型のように人とのつながりを強く求める一方で、甘えたり相手に頼ったりすることが苦手です。また、回避型のように安定して距離を取ることも難しい傾向があります。
そのため、相手を求めて親密な関係になる一方で、関係が近づくほど不安や緊張が強まり、関係がうまくいかなくなることがあります。
相手のささいな行動についても、「自分をないがしろにされた」「大切にされていない」と受け取りやすくなり、相手を信頼することが難しくなる場合があります。
安定型(「自律型」)
安定型とは、子どもの頃の愛着パターンの名称で、「自律型」とは、大人の愛着スタイルの名称です。
養育者との分離前には、養育者を「安全基地」として探索行動を行い、養育者が離れると抵抗や不安を示します。
しかし、養育者と再会すると、養育者との接触によって分離によるストレスを和らげ、気持ちを安定させることができます。
<背景>
背景となる養育環境としては、愛着の形成期である生後半年頃から2、3歳頃までの間に、愛着対象との関係が良好であったことが挙げられます。
育児に際しては十分なケアがなされている一方で、過保護になりすぎたり、支配的になりすぎたりしないことも特徴です。また、養育環境が多少不安定であっても、体質的に否定的な影響を受けにくい場合には、安定型を示しやすいとされています。
成人の場合は、過去の出来事や親に対する肯定的・否定的な記憶や感情が統合されており、語る内容にも一貫性があります。
安全基地となる愛着が安定しているため、自分の考えを持ち、率直かつ前向きに、比較的安心して社会と関わることができます。
<対人関係の特徴>
絆が安定しており、自分を愛してくれる人との関係が続いていくことを自然に信頼することができます。必要なときには気軽に助けを求めたり、相談したりすることができます。
人の反応を比較的肯定的に捉えやすく、相手の言動を必要以上に疑ったり、否定的に解釈したりすることが少ない傾向があります。また、相手がどのように反応するかによって、自分自身が過度に左右されにくい傾向があります。
自分が相手の要求を断ることで、相手が傷つくのではないかと過度に恐れることが少なく、相手に合わせすぎることもあまりありません。
お互いに考えを率直に伝え合うことや、誠実に関わることが相互理解につながると考えます。本音で話しながらも、相手への敬意や配慮を保つことができます。
相手の立場や態度によって自分自身が脅かされるように感じにくいため、比較的客観的に相手との関係を見ることができます。
別離に際しても、一時的に悲しい気持ちになることはありますが、その否定的な感情に長く巻き込まれたり、必要以上に不安定になったりしにくい傾向があります。
<仕事での特徴>
仕事と対人関係とのバランスが比較的よく、仕事にも楽しみを感じながら取り組む傾向があります。また、ストレスをため込みにくいとされています。
→関連する記事はこちら
▶「「愛着障害(アタッチメント障害)」とは何か?その特徴と症状」
▶「子どもの愛着障害の特徴と治し方~愛着(アタッチメント)を育む4つのポイント」
▶「大人(青年期以降)の愛着障害の治し方~必要な5つのポイント」
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(参考・出典)
庄司順一、奥山眞紀子、久保田まり「アタッチメント」(明石書房)
久保田まり「アタッチメントの研究」(川島書店)
数井みゆき、遠藤利彦「アタッチメント~生涯にわたる絆」(ミネルヴァ書房)
数井みゆき、遠藤利彦「アタッチメントと臨床領域」(ミネルヴァ書房)
岡田尊司「愛着崩壊」(角川選書)
岡田尊司「愛着障害」(光文社)
岡田尊司「愛着障害の克服」(光文社)
滝川一廣、小林隆児、杉山登志郎、青木省三「そだちの科学 愛着ときずな」
「子育て支援と心理臨床 vol.9 2014 9月 愛着理論と心理臨床」
高橋惠子「人間関係の心理学 愛情ネットワークの生涯発達」(東京大学出版会)
















