クライアント様の声

1.5倍速でできている気がします。【30代 大阪府 女性 仕事についての悩み、対人関係の悩み、家族の悩み、など】

[怒り、イライラクライアント様の感想仕事関連家族関連対人関係]

・前回が終わったあとくらいから調子がよいです。
 あまり考えずに物事を進められる感じがする。仕事もこれまでの1.5倍速でできている気がします。
 人のことも前ほど気にならないような。そして人が優しくなった気がする。

 

世界が土曜日の午後のような穏やかなものに【30代 大阪府 女性 職場の人間関係、吃音、など】

[クライアント様の感想吃音仕事関連家族関連対人関係]

・前回の叩かれる恐怖のトラウマ・ケアの後、世界が土曜日の午後のような穏やかなものに思える時があった。
 不意に急変するような危ういものではなく、実は世界はもっと安全と安心に満ちているものではないのかと。
 そして、もっと早くにピアノ教室へ通うのを止めておけばよかったと思った。この思いは私の中でしつこくぶり返す。

 

・思えばピアノ教室の事を始め、私の人生は「置かれた場所で如何にして耐え、生き抜くか」の認識の上にいつも 成り立っていたように思う。こちらが望んでいないのに何故かいつもそういう状況に置かれていた。
 だからトラウマの治療を受ける前までは「楽しんで生きる」ということの意味が理解できなかった。 人生は向かい風の中を進むようなもので、穴の開いた自身の欠点をパテで埋めて完璧な姿に形成していく過程こそが人生だと思っていた。

・前より人の事を気に留めなくなった。人脈を作ろうだとか、友達を作ろうと努めている時は却ってギクシャクしたり、嫌な目にも遭っていたが、そういう努力をしなくなると逆に人のことがよく見えるようになる。 自分を中心に据えると舐められにくくなるのか。何か他人の私への態度が変わってきたような気がする。大げさに言うと一目置かれるようになった感じというのか。今までが他人の顔色を窺い過ぎていたのかも知れない。

・そうかと言って付き合う人の幅が狭まった訳ではなく、新芽が芽生えるように新たな人付き合いも始まっている。

・人の事を気に留めなくなったら逆に人との会話が阿吽の呼吸でやり取りできるようになった。

 

安心感を感じられる様になってきました。【50代 大阪府 男性 トラウマ、仕事についての悩み、など】

[クライアント様の感想トラウマ仕事関連家族関連]

過去の事を思い出して精神的苦痛を感じる事はほとんど無くなり、穏やかな日々を過ごせるようになっているだけでなく、仕事面でも徐々に「記憶できない」という状態に改善が感じられるようになってきて安心感を感じられる様になってきました。

「そのうち出来るようになる」という前向きな期待も徐々に持てる様になってきた様に感じます。

 

気持ちが安定し他人の影響を受けにくくなってきた【30代 大阪府 女性 職場の人間関係、吃音、など】

[ストレス応答系へのアプローチクライアント様の感想吃音仕事関連対人関係]

 ・弱点へアプローチする治療が結構効いているように思う。つけ込んでくる相手にズブズブと奥まで浸食されていたのが、撥ねつけられるようになった。「弱点は他人が作り出すもの」という先生の言葉がアンカーの役割を果たしてくれていて、人から言われることに足をすくわれそうな時も自分自身を保っていられる。

 ・他人が指摘してくることは、その人から見た一つの視点でありそれが全てではないのだということが、理解できるようになった。

 ・年上の後輩が常に私の「あるもの」より「ないもの」に視点を当てて話をしてきていることが分かった。
  そんな後輩とは少し距離を置くようになった。

 ・妙なことを言ってきているというのが肌で感じられるようになり、相手に不快な思いをしていることを態度でも表せる強さが出てきた。

 ・弱点の中でもとりわけ「友達」に関することがキーポイントになっていたように思う。子どもの頃から今まで、私に友達がいないことを指摘してくる人は少なからずいた。その度に後ろめたい気分にさせられていた。
  「自分のペースで人と接していけばいい」との先生の言葉から、私は先ず第一に人と接することより、自身の内面を見つめて真実を見つけることの方が好きなんだと気がついた。その上での人付き合いがあるのだと。
  そのことが分かってから離れていた私と私の心がパイプで繋がったような感覚になった。
  不思議とそれから人とのコミュニケーションがボールを互いに投げ合うようにスムーズに行くようになった。

 ・人の目が気になる時も私と私の心が離れている時なのだと思う。心と繋がっているかまめにチェックをすることで気持ちが安定し他人の影響を受けにくくなってきたように思う。
  他にも...
   *人から急に話を振られても、その人のペースに呑まれることがなくなった。
   *自分の中に芯ができることで、以前より自信を持って話すことができるようになった。

 

 

涙が止まらなくなりました。【35歳 大阪府 女性 人間関係、など】

[ストレス応答系へのアプローチクライアント様の感想仕事関連対人関係]

昨年、カウンセリングを受け始める1~2ヶ月前に電子ピアノを購入しました。カワイの。
何故カワイしたかというと、電気屋でカワイの店員(?)にしつこく勧められたからです。
しかも適当に話を合わせてしまうことしか出来なかった当時の私は、
本当はダークブラウンが欲しいとわかっていたのに、真逆の白系の電子ピアノを買ってしまいました。

4つあるメーカーの中で、タッチはカワイが一番いいと思ってはいたのですが、音があまり好きではなく。
そんな感じだったので「自分で決めて買った!」という感覚が持てなかった為に、
ずっとそのピアノが気に入りませんでした。
今まで先生に、「この『ピアノが気に入らない』という感覚は何とか出来ないですか?」と
聞きたくなってしまったことが何回もある程…。

でも前回のセッションの後、電気屋に立ち寄って何となくヤマハの電子ピアノを弾いていたら、
音は聴き慣れていたので好きだったのですが、やっぱりヤマハの電子ピアノは弾きにくい…と思いました。
※前に使ってたのがヤマハだったのですが、弾き難さから今回の購入候補からは外していました。

そう思ったら急に『じゃあやっぱりタッチの良いカワイのピアノにして良かったんじゃない?』と思い始めました。

その気持ちに自分で驚いて、家に帰ってカワイの電子ピアノを弾いてみたら、、、1週間前と、違ってました。
何か。弾けるようになってたんです、ピアノが。
上手くは弾けないんですよ。やっぱり大人になってから習ってるので、子供の頃習ってた人には敵わないです。
でもそういうことではなくて。

誰でもそうでしょうけど、その時は出来なくても、練習すれば次の日には前の日より少し上達してる。
それを日々繰り返していけば、最初は全然弾けなかった曲も、気付けば弾けるようになってるんです。

だから1週間前にちょっと練習してたのが、今回帰宅して弾いてみたら、前より弾けるようになってて。

思い出したんです。それが楽しくてずっとピアノ習ってたんだって。
『出来るようになる』『弾けるようになる』
楽しくて、もっとたくさん弾けるようになりたかったから、毎日ひたすら練習してたこと。
だからこそ、弾けるようになった曲がたくさんあったこと。

以前セッションの時に、ピアノを弾いていたら

『もっと出来ると思って良いんじゃない』『もっと出来ることたくさんあるんじゃない』

というような声が自分の中から聞こえたと話したと思うのですが、
私はそれがローカルルール人格の声なんだと思っていて。
もっと出来ると思って人のこと見下すようになれーという意味の言葉だったのだと思ってました。

でも、違ったのかも知れません。

『出来ていたことがあった』

『出来るようになったことがあった』

ということを、思い出そうとしてたのかな…と思いました。

そしてそれらを思い出した時に、ピアノから「おかえり!!やっと戻ってきたね!!」と
言われたような気がして、涙が止まらなくなりました。

それでようやく、自分はピアノが弾けなくなっていたんだということに気付きました。
『楽しんで弾けなくなってた』が正しいのでしょうか。
大分前(去年?)、ピアノを弾くと眠くなるという話をしていたと思うのですが、
楽しいと思えなかったから眠くなっていたのかも知れません。
むしろ今は時間を忘れて弾けるようになったので、やっぱり何かがおかしかったのだと思います。

原因はよくわかりませんが、ともあれピアノが楽しく弾けるようになって本当に良かったです。
自分がどれだけピアノが好きだったかも思い出したし、カワイのピアノが嫌だと思うことも無くなりました。

何がプラスに作用したのかよくわかりませんが、でも全部先生のお陰だと思ってます。
これだけでもカウンセリングを受け続けた甲斐があったと思えます。
(実際にはこれとは比べ物にならないくらい色々と助けて頂いていますけれども)

それくらい私はピアノが好きなんです。

だから先生、ありがとう!!