強迫性障害を克服するために知っておきたい9つのこと~原因、症状、チェック

強迫性障害を克服するために知っておきたい9つのこと~原因、症状、チェック

不安障害

 何度も手洗いを繰り返したり、戸締まりの確認を行ったりといった行為で知られる強迫性障害。ポピュラーな悩みですが、しつこい強迫観念に苦しんだり、家族を巻き込むなど深刻なケースもあります。ケースによっては、発達障害などが潜むことが知られています。

 今回は、医師の監修のもと公認心理師が、強迫性障害についてまとめてみました。

 

<作成日2016.2.29/最終更新日2023.5.19>

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この記事の執筆者

みき いちたろう 心理カウンセラー(公認心理師)

大阪大学卒 大阪大学大学院修了 日本心理学会会員 など

シンクタンクの調査研究ディレクターなどを経て、約20年にわたりカウンセリング、心理臨床にたずさわっています。 プロフィールの詳細はこちら

   

この記事の医療監修

飯島 慶郎 医師(心療内科、など)

心療内科のみならず、臨床心理士、漢方医、総合診療医でもあり、各分野に精通。特に不定愁訴、自律神経失調症治療を専門としています。プロフィールの詳細はこちら

<記事執筆ポリシー>

 管見の限り専門の書籍や客観的なデータを参考に記述しています。

 可能な限り最新の知見の更新に努めています。

 

 

もくじ

強迫性障害(OCD=Obsessive Compulsive Disorder)とは何か?
強迫性障害の症状とチェック

併発しやすい病気
関連する病気、誤診されやすい病気

強迫性障害の原因とメカニズム
強迫性障害を克服するために必要な9つのこと

 

強迫性障害

 

 

 

強迫性障害(OCD=Obsessive Compulsive Disorder)とは何か?

 強迫性障害とは不安障害の一種で、自分ではコントロールできない不快な考え(強迫観念)が浮かび、それらをおさえるためのさまざまな行動(強迫行為)を繰り返して、社会生活に支障をきたす病気です。かつては強迫神経症と呼ばれていました。人口の2,3%が発症するとされています。比較的若い10代、20代で発症することが多い。 

 

(参考)強迫性障害の有名人

 元イングランド代表のサッカー選手、デイビット・ベッカム
 アメリカの大富豪、ハワード・ヒューズ
 作家の泉鏡花
 など

 

参考)「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 強迫性障害」

 

 

 

強迫性障害の症状とチェック

 強迫障害の簡単なチェックの方法ですが、下記にまとめた症状や類似するものに当てはまり、社会生活に影響を及ぼしている場合、強迫性障害となります。症状は非常に多彩で一般的には知られていない症状も多くあります。例えば、強迫性緩慢についてはあまり知られていません。

 

1.症状の種類

・不潔恐怖・洗浄強迫

 自分の手や身体が汚染されているという感覚に支配されて、しつこく手や体を洗う洗浄行為を続ける症状です。トリガーとして、自分の体から出る汚れやドアノブ、つり革、受話器、机、椅子、コップなどの汚れがあります。日本人に多い症状です。

 

 サブタイプとして、相手を汚染してしまうという加害恐怖や、縁起の悪いイメージを洗浄で落とそうとする縁起恐怖、自分の精液が汚物として感じられたり、相手を妊娠させると恐れる精液恐怖とがあります。

 

(参考)強迫性障害と潔癖症との違い

 潔癖症は、清潔であることを徹底して求めます。一方、強迫性障害の場合は、一見清潔でももしかしたら汚染されるという不合理な観念に襲われたり、自分への汚染は気になるが部屋の汚れは気にならない、などといった特徴があります。
 一見類似しますが、基本的には別のものです。また、潔癖症は病名ではありません。

 

・加害恐怖・確認強迫

 鍵のかけ忘れ、ガスコンロの消し忘れなど、何度確認しても安心できず、確認行為を繰り返す症状です。自分の過失によって周囲を被害を与えることを恐れることを加害恐怖といいます。これも日本人に多い症状です。

 サブタイプとして、ミスによって周囲からの評価が下がることを恐れるランキング恐怖汚名恐怖があります。

 

 

・縁起恐怖 

 縁起の悪い考えが浮かんできてそれを振り払うための儀式、強迫行為を繰り返すことをいいます。縁起の悪い数字や名前、イメージなどがトリガーになります。

 

 サブタイプとして、神への冒涜を恐れる涜神恐怖宗教強迫などがあります。イスラム圏などで多いとされます。神からの罰ということで他のタイプに比べて恐怖心が強いことが特徴です。

 

 

・強迫性緩慢

 行動する前にあらゆることを確認したり、後悔を恐れて行動に移せない症状です。傍から見ると行動が緩慢になるために強迫性緩慢と呼ばれます。順序立てた確認行為を行うことで不安を解消しようとします。頭のなかで行う確認行為のことをメンタルチェッキングといいます。比較的珍しいタイプの強迫性障害です。

 

 

・収集癖

 モノやデータ、情報など捨てたら二度と手に入らないと不安になり、捨てられなくなったりする症状です。ゴミ屋敷になって周辺にも迷惑をかけて、という事件がワイドショーなどで報じられますが、かなり重篤なケースです。

 

 サブタイプとして、珍しい場所や普段見られない場所への興味や確認がおさえられなくなる症状もあります。

 

 

・不完全恐怖

 ものの並びが順番通りになっていないことが気になったり、不完全を許せない完璧主義となる症状です。書棚の漫画が1巻から順に並んでいないと気になってしまったり、仕事も完璧でないと許せなかったり、自分の発言を何度も確認するようなケースがあります。

 

 サブタイプとして、情報を調べているうちに次々と疑問が湧いて止まらなくなるQ&A強迫があります。

 

・疫病恐怖・洗浄強迫

 重い感染症などにかかることを過度に恐れて、血液や息、唾液などを過度に恐れ、強迫的に洗浄行為を行う症状です。心気症との違いは、心気症が漠然と病気になることを恐れるのに対して、疫病恐怖の場合は対象がニュースなどで知られる重い感染症であることです。

 

 サブタイプとして、自分が被害を受けることを恐れる被害恐怖、相手に被害を与えることを恐れる加害恐怖があります。

 

 

・不道徳恐怖・懺悔強迫

 自分が悪いことをしてしまうのではないかというようなことが浮かんだり、危険なことをしたり、危害を加えたい衝動に駆られたりという不道徳な妄想にとらわれる症状です。さらにその妄想を身近な人に懺悔のように告白して保証を求めて、さらにエスカレートして悪いことが浮かぶようになります。

 

 サブタイプとして雑念恐怖性的不道徳恐怖などがあります。

 

 (参考)強迫性障害の検査方法

 専門的にはパドゥア尺度や、OCD評価尺度(Y-BOCS)などがあります。質問に答えて程度や症状を数値化して確認するものです。

 

 

 

2.巻き込み型と自己完結型

 強迫性障害には、自分一人で強迫症状を繰り返す「自己完結型」と、周りの人を巻き込む「巻き込み型」があります。巻き込み型とは、自分の強迫観念を解消するために、周囲に協力を求めることです。例えば、家族にも自分と同じように過度な手洗いを強制したり、不安への保証を繰り返し求めたり、といったことです。その場を収めようとして協力すると、症状はエスカレートしていきます(共依存)。

 

 

3.異常性の自覚

 強迫性障害では、基本的には、自らの強迫観念が異常で不合理なものであるとの自覚があります。自覚がない場合は、別の障害の可能性も高いと考えられます。例えば統合失調症の場合、自らの妄想に確信を持っており、不合理という自覚は基本的にありません。

 

4.関連する病気

 強迫的な傾向を示す障害を一連のものとして強迫性スペクトラム障害とする考えが提唱されています。

 

・強迫性スペクトラム障害

<衝動コントロールの障害>

・依存症全般

  ⇒「依存症(アルコール等)とは何か?真の原因と克服に必要な6つのこと

  →「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 依存症」

 

・買い物依存

  ⇒「買い物依存症の特徴、本当の原因と克服するために必要なこと

 

・ギャンブル依存

  ⇒「ギャンブル依存症の本当の原因と治療のために必要な4つのポイント

 

・セックス依存
・自傷行為

  ⇒「リストカット、自傷行為の本当の心理、原因・理由とその対応

 

・抜毛症
・窃盗癖

 

 

<身体へのとらわれ>

・心気症
・身体醜形性障害

  ⇒「自分の容姿が気になる~身体醜形障害の本当の原因と治療

・摂食障害

  ⇒「摂食障害とは何か?拒食、過食の原因と治療に大切な7つのこと

  →「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 摂食障害」

・チック障害
・トゥレット障害

 

 

 

併発しやすい病気

・うつ病

 強迫性障害の3割はうつ病を併発するとされます。

  ⇒「うつ病の真実~原因、症状を正しく理解するための10のこと

  →「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス うつ病」

 

 

・双極性障害

  ⇒「双極性障害(躁うつ病)の治療と理解のために大切な4つのポイント

  →「厚生労働省みんなのメンタルヘルス 双極性障害」

 

 

・社交不安障害

  ⇒「対人恐怖症、社交不安障害とは何か?原因、克服、症状とチェック

 

 

・恐怖症

 

・パニック障害

  ⇒「パニック障害とは何か?その症状のチェックと本当の原因

  →「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 不安障害 パニック障害」

 

 

 

関連する病気、誤診されやすい病気

・統合失調症

  ⇒「統合失調症の症状や原因、治療のために大切なポイント

  →「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 統合失調症」

 

 

・パーソナリティ障害

  →「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス パーソナリティ障害」

 

 

・発達障害

  ⇒「大人の発達障害の本当の原因と特徴~さまざまな悩みの背景となるもの

  →「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 発達障害」

 

 

・うつ病

  →「厚生労働省 みんなのメンタルヘルス うつ病」

 

 

・器質性脳機能障害

 これらの病気でも、強迫観念や強迫行為が生じることがあります。もしこれらが原因である場合は強迫性障害とは診断されません。強迫性障害の場合は自らの強迫観念が合理的ではないという自覚がありますが、これらの病気では妄想を確信していて自覚がない場合が多いとされます。

 

(参考)強迫性パーソナリティ障害と強迫性障害の違い

 強迫性パーソナリティ障害とは、道徳や決まりに従うことへのこだわり、完璧主義、厳格で融通が利かない、お金にケチ、周囲への強要などから人間関係などに支障をきたす状態のことです。
 基本的に全く別の障害です。両者の併発も1割にも満たないとされます。

 

 

 

 

強迫性障害の原因とメカニズム

 かつては、心理的社会的要因によるものとされてきましたが、最近は脳の機能障害の影響も指摘されるようになってきました。他の精神障害と同様に遺伝的な背景もあります。

要因(原因)

・脳機能障害の要因

 神経伝達物質(セロトニンなど)のバランスの乱れによって引き起こされている可能性が指摘されています。
関連する部位として、視床、尾状核、淡蒼球、眼窩前頭皮質などがあります。 

 

 

・心理社会的な要因

 人間には自己防衛システムが備わっています。まだ生じていないさまざまなことに心配をすることで病気や事故を防ぐことができます。昔は具体的な危険が身近にありましたが、現代では明らかな危険は少ない状況です。

 

 そのため、自己防衛システムの働きが過剰すぎて、目に見えないささいな危険にそなえてしまい、それが強迫観念の元になるということが仮説として考えられています。暇があったり、安全な環境で起きやすいと言われています。

 

 また、依存症(し癖)と同じようにトラウマ、愛着障害の影響も考えられます。

 

 ⇒関連する記事はこちら

  「トラウマ、PTSDとは何か?あなたの悩みの根本原因

  「「愛着障害」とは何か?その特徴と悩み、メカニズム

 

(参考)強迫性障害になりやすい性格はあるのか?

 性格については、強迫性障害になりやすい性格(完璧主義)があるとする立場と、性格による影響はないという立場とがあります。

 

 

 

強迫性障害のメカニズム

 普通の人でも不安や心配を感じますが、適切な範囲にとどまれば問題はありません。
ただ、心配しやすい認知の癖が影響するなど、心配について適切な評価を行えない場合に不安と行動の循環はエスカレートしていきます。
 不安自体は現実にあるものではないため、それを解消するための行動をいくら行っても架空の不安は解消されず、むしろ強化されてしまいます。強い不安を一時的に弱める行動に依存(精神依存)するようになり、日常生活に支障をきたすようになると強迫性障害となります。

 

 トリガー(物、人、状況など)
  ↓
 強迫観念が生じる
  ↓
 不安になる
  ↓
 強迫行為をする
  ↓
 一時的に不安が下がる
  ↓
 強迫行為を繰り返す※社会生活に支障をきたすようになる
 
 

 

 

 

強迫性障害を克服するために必要な9つのこと

1.行動療法(エクスポージャーと儀式妨害)が治療の基本となる

 通常、強迫性障害の中核は行動療法、「エクスポージャーと儀式妨害」(曝露反応妨害法ともいう)となります。エクスポージャーと儀式妨害とは何かというと、強迫観念を引き起こす不安(トリガー)にあえて身を晒してその不安に慣れ、また不安を解消しようとする強迫行為をせずに過ごすことです。

 

 いわゆる暴露療法ですが、強迫性障害の場合は、強迫観念と強迫行為の2つの問題で成り立っているため、その両方にアプローチする方法です。
 

 先行刺激(物、人、状況など)
  ↓
 強迫観念が生じる
  ↓
 不安になる
  ↓
 ●不安の中にとどまる(エクスポージャー)

 ●強迫行為をしない(儀式妨害)
  ※不潔恐怖・洗浄強迫タイプの場合、儀式妨害のことを「水抜き」と呼ぶことがあります

 (×)強迫行為をする
  ↓
 (×)一時的に不安が下がる
  ↓
 (×)強迫行為を繰り返す
    ※社会生活に支障をきたすようになる。

  ↓
 不安が下がる
  ↓
 次回からも不安が生じなくなる
  ↓
 強迫行為は必要なくなる
  ※社会生活への支障もなくなる
 
 という流れになります。

 

2.「治したい」という動機づけが大切

 強迫性障害は、自分自身が非合理的な観念から自由になり、人生を取り戻したいと思うこと。取り組もうと言う決心もとても大事です。動機付けが十分ではない場合、途中で治療が頓挫しやすくなります。

 

 

3.容易なものから取り組む

 どういった状況が不安なのかを書き出して、程度に応じて並べる「不安階層表」を作りましょう。
そして、不安の程度が少ないものから徐々に取り組むと頓挫せずに効果的です。

 

 

4.徐々に聖域をあいまいにしていく

 不潔恐怖などの場合は、自分にとっての聖域がある場合があります。自分の身体であったり、部屋やベッドなどさまざまです。そこに汚れた手で触るなどして、慣れていき、徐々に聖域をあいまいにしていくことが大事です。
 
 世の中は不潔と清潔、完全と不完全など明確に分かれているわけではありません。不潔恐怖以外でも、自分にとって居心地がいい状況や行為をあいまいにしていきます。

 

5.最悪の状況を想像して浸ってみる

 例えば、確認恐怖などの場合などでは、鍵をかけ忘れて泥棒に入られて大変な被害を被った、あるいは、漏電して家が火事になって近所の人も被害に遭う、など 最悪の状況を想像しましょう。極端なくらい最悪の状況を考えると、身体感覚は変化して不安は収まっていきます。

 

6.認知だけではなく、行動も変える

 強迫観念や強迫行為はもともと、特に理由のないものです。しかし、不安から架空の理由が出来上がってしまうと、行動の言い訳も強固となります。認知療法だけでは根強い強迫観念がもたらす言い訳との泥仕合になってしまったり、習慣の力に負けてしまいがちです。

 また、依存症(し癖)などもそうですが、認知が変わっても習慣としての行動が残っている場合は行動を継続してしまうことがあります。

 

 そのため、具体的に不安に身を晒したり、行動を止めることで悪循環を断つエクスポージャーと儀式妨害が主要な方法となります。

 

(参考)トラウマ療法の応用も効果的

 強迫性障害にはトラウマ療法(ソマティック・エクスペリエンシング・アプローチ、ハコミセラピー、トラウマ解放エクササイズ、ブレインジム、TFT、フラワーエッセンス、その他トラウマケア、など)を応用することも効果的です。
 ⇒「トラウマ、PTSDとは何か?あなたの悩みの原因と克服

 

 

7.うまくいったことを褒める

 治療の途中ではうまくいっていることとうまくいかないことが併存します。一歩後退二歩前進というペースで進んでいくものですから、うまくいったことに目を向けて自分を褒めてあげてください。焦らず、少しずつ良くすることが大切です。

 

 

8.周囲の人たちのサポート~“外部化“して巻き込まれない

 強迫性障害は、ある種の病気ですから、本人を責めたり説き伏せても逆効果です。本人の行動は、強迫観念によって“させられている”と理解しましょう。強迫観念によって“させられている”という理解を共有すると、問題が本人の外にあるということになり、本人と家族が同じ敵(強迫観念)に対して共同戦線を張る構図になり、効果的です。

 

 本人が、保証を求めてきても応じたりせず、「それは強迫観念によるものだ」として強迫行為には協力せず、きぜんとして対応しましょう。その際も本人に対してではなく、外側から家族を苦しめる強迫観念に対して一緒に対応している、というイメージが大切です。
 

 

9.強迫観念が強い場合などは薬物療法も併用する

 薬物療法だけで問題が根本的に解消するわけではありませんが、強迫観念(不安)を軽減させるためには薬物は効果的です。強迫観念が強くて治療に踏み切れない場合やうつ病やPMSなどを併発している場合などに行動療法を併用することで、治療をスムーズに行える効果があります。

 強迫性障害で用いられるのはSSRIで、フルボキサミン、パロキセチン、セルトラリンなどです。SRIやSNRIが用いられることもあります。(強迫性障害の妄想に対しては向精神薬などは効果がありません。)

 

 ただ、もちろん副作用もありますし、行動療法を併用していない場合は薬を止めると強迫観念が強まり再発してしまうケースが多いとされます。また、全てのケースで効果があるわけではなく、決して万能ではありません。

 行動療法を行っていない病院では薬物療法のみをすすめられてしまうことがありますから必ず専門の病院に行くことが必要です。

 

 
 
 
 

 

 

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(参考)

田村浩二「実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35」(星和書店)

飯倉康郎「強迫性障害の治療ガイド」(二瓶社)
原井宏明 岡嶋美代「図解 やさしくわかる強迫性障害」(ナツメ社)
原田誠一「強迫性障害のすべてが分かる本」(講談社)
リー・ベアー「強迫性障害からの脱出」(晶文社)

など